前回からだーいぶ時間たってしまいましたが、ヒプノヒーリングセラピスト養成講座の体験記「まだ起きてない将来(病気や命)への漠然とした不安について」続きです。
私が2019年に受講した、講座が募集中ですよ〜!
潜在意識を通して自分を見つめ、本気で幸せを掴みたい人はぜひ〜
私に起こったヒプノセラピーのテーマは大きく6つ
2クール、合計8ヶ月間通った講座では、振り返ると私には大きなテーマが6つありました。
- 男性への赦し→クリエイティビティの解放について
- まだ起きてない将来(病気や命)への漠然とした不安について(今ココ)
- コミュニケーションの取り方の癖について
- 私の未知能力について
- 絵について
- コントロールできない状況について
これらについて、
- ヒプノセラピーを受ける前(Before)
- ヒプノセラピーの最中で起こった事
- 受けた後の変化(After)
を書いていきます。
ペア実習で、クライアント役として体験したこと
「神様との関係」という大きなテーマについて、クライアント役で体験しました。
私のチャネリングと関わってくる内容です。
神様、という言葉の表現が一番しっくりくるからその表現をしています。
ヒプノセラピーを行う前に、3つの扉を設定しました。
「神様の罰の扉」
「神様から見放される扉」
「夢の扉(神様を自分に取り込んだ?という夢)」
しかしセッションが始まると、扉のシーンになる前に私のイメージの展開が始まったため、扉には入りませんでした。
こういう事もよくあります。
「父」が象徴で出てきたが、素直に受け入れずに最後まで抵抗した
「神様との関係」がテーマだったけど、「父」が象徴として出てきました。
私は10年以上自己探求もしてたし、ヒプノセラピーも何回も受けています。
ヒプノセラピーの中で出てきた象徴が、「取り組むテーマ」と直接関係なく思えても、潜在意識の展開を信頼しています。
だから毎回、出てきたままの象徴を素直に受け入れてます。
なのに!!!この回では、なぜか〜〜
「神様に見放される事」についてのテーマなのに、なんで父が目の前に出てくる訳?
結婚前に散々内面で父について取り組んできたのに、今さら??
もう終わった事なんじゃないの?」
と最後まで抵抗して、全然素直に受け入れようとしませんでした(笑)
「父」が出てきたのは、私が取り組みたかったテーマにつながっていく前段階ではないかと、ずっと頭で思考してました。
さらに、「お父さんの中に入って、お父さんの気持ちを感じましょう」と、セラピスト役に言われた時に、「父の中に入りたくない」と拒否をしました。
しかも本気の抵抗ではなく、子供が拗ねて駄々をこねているような状態で、セラピストも困ってました。
自分が向き合うテーマに直接取り組むには、「父という象徴」がベストだった
「神様」という見えないものを理解するには、一番身近な父のことを理解する必要がありました。
なぜなら、私が神様に対して「〇〇しないと罰せられる、厳しい、怖い、言う事聞かないといけない」と認識を持ってしまった起源は父だからです。
その思い込みを塗り替える必要がありました。
「父」に対する認識が塗り変わると、「神様」への視点も自然と変わってきます。
だから、潜在意識が導いてきた「父と向き合うやり方」にお任せするのがベストな展開だったのです。
【余談】
例えば「幸せな結婚をしたい」と思った人がヒプノセラピーを受けた時、一見「結婚」と直接関係ないように思われる両親、家族との関係や、インナーチャイルド(=大人の自分に影響を与えている、子供時代の未消化の感情)がテーマになってくる事も多いです。
もし両親同士が仲が悪かったり、父または母と自分の関係を通して、結婚や家庭のイメージにネガティブなものを持っていたとしたら、そこを見つめる事が鉄板になってきます。
ヒプノセラピーを通して、自分の本心や感情を知り、解放していく事が、本当に望んでいる「幸せな結婚」につながっていきます。
私はセラピーやヒーリングで父との関係に取り組んだから、主人に出会い結婚する事が出来ました。
これまでの取り組みの体験から、潜在意識の基本的な仕組みを知ってたはずなのに。
この回ではすっ飛ばそうとした事に後で気がつきました。
父と神様をイメージの中で混同して認識していた
ペア実習では「父は肝心な所で見て見ぬ振りして助けてくれない。」という私の諦めがあった事に気がつきました。
子供の時、父に怒鳴られた時は「世界の終わり」と感じてました。
家に入るのが生きた心地がしないくらいで、気が重かった。
自分の世界が「家庭と学校の範囲」だった私には、父の存在が神様と思ってしまうくらい大きな存在なのだと思いました。
だから潜在意識が、私に伝わりやすい形で父(=神)という象徴で表してきました。
私はペア実習中にそこが理解出来てなかったのです。
「なんで??」と思い、向き合いたくなくて抵抗しまくりでした。
「あなたはお父さんを愛してるよね?」というセラピスト役の言葉に、素直にうんと言えなかったし、父を拒否してました。
イメージの中の父も、私と全然目を合わさなくて、ずっと違う方向を向いていました。
同じシーンにいるのにお互いを見ていない。
場面が展開し、今の優しく丸くなった父に「ごめんな」て笑って言われた時も、私は反発していました。
天使のいる世界に場面展開した時は、私のグダグダっぷりに「なにやってんだおまえ」と天使に呆れられました(笑)
現実では父の事については、今は問題もないし、穏やかな関係になっています。
このセッションでは、今後さらに父といい関係になるために、何か掃除するところがありました。
けどそこを見たくない、見るのが怖くて抵抗していた事に、講座後に自覚しました。
父への拒絶感、抵抗がある事を認める事が怖いか、もしくは受け入れたくないと思っていた。
(この男性への拒絶感に関しては、フォローアップのセッションでクリアになりました)
受け身でセッションを受けていた
いつもは自分で掴みに行くと決めてセッションを受けています。
しかしこのペア実習では、セラピスト役に期待して受け身のセッションになる私の一面が出た事に、後で気がつきました。
あるペア実習では、セラピスト役としてもクライアント役としても、深い感動がある体験でした。
そのため「今回も何か感動するような事を、セラピストがやってくれるんじゃないか」と、私の期待が入ってしまいました。
これは、実際にヒプノセラピーでありがちな事です。
それをペア実習で体験しました。
ヒプノセラピーは、セラピストが一方的に何か奇跡や感動体験を起こすのではなくて、「セッション」なので、セラピストとクライアント、お互いの信頼関係から出来る共同作業です。
いつもは気にならないのに、その場に限って「クーラーの風が気になる」と環境について言った事も、後から思うと抵抗でした。
思考でずっと考えていたので、グダグダのセッションになりました。
「人生にはタイムリミットがあって、いざ終わりが見えた時に、人は焦る。そうなった時にはもう遅いんです。それもこのセッションで体験してるんです」
「本気でやるかやらないかだけ。自分で掴みに行かないといけない」と、先生のくにこさんに突き放された時、「こんな中途半端で終わるのは嫌」と焦っていた自分がいました。
めちゃくちゃ情けなくて悔しかった。
人生のタイムリミットが来た時に焦っても遅いというのを、ヒプノを通して体験しました。
自分で人生の手綱を引いてなく、肝心な時に環境、家庭、人のせいにする。
人に期待して受け身でいてたら後悔すると、気がつきました。
「受けた後の変化(After)」に続きます!
セッションはこちら!